2005年11月13日

ビルの憂鬱

AdCenterがまだ日の目が出ない。
ソフトにしがみつくMSNに反し、サービスに徹するGoogleです。前は、MSNの引いた高速道路をGoogleがスポーツカーでビューンビューン飛ばしているみたいな感じがしていた。

今では、Google飛行機になってしまって、彼方此方で商売の種をセッセッと速いスピードで撒き散らしていて、MSNがその対応に追われいるまに、本業のソフトが必要になくなっていくような世界に、Googleがいざなっているような感じになってきました。

これでは、ビル・ゲイツも憂鬱になるよ。全社員に檄を飛ばしたい気持ちになると思う。

ビル・ゲイツ、「断絶を生み出す変化」に警鐘--オンラインへのシフトに檄


 Microsoft会長のBill Gatesは10年前、当時盛り上がりつつあったインターネットの巨大な波への対応を呼びかけるメモを社員に宛てて送付した。そのGatesがこのほど、同様の変革へ向けて弾みをつけることをねらいに、オンライン分野で多くのライバルに直面するMicrosoftが取り組むべき課題の概要をまとめたメモを社内に流した。

 「現在到来しつつある『サービス化の波』は、非常に大きな断絶を生み出すものとなろう」と、Gatesは米国時間10月30日付けのこのメモのなかに記している。CNET News.comが入手したこのメモは、同社の上級幹部に宛てて流されたもので、「われわれには、これらのアプローチを利用してわれわれに挑戦を仕掛けているライバルがいる」と書かれている。

 Gatesはこのメモのなかで、Ray Ozzieが先にまとめたメモを引用しながら、新たな収入源としてオンラインでの広告と各種サービスの分野を開拓することの重要性について、その概略を示している。

 「もしわれわれがこれに失敗すれば、われわれの知るわが社のビジネスがリスクにさらされることは明らかだ。われわれは、素早くしかも断固たる対応をとらなくてはならない」(Ozzie)

 CNET News.comはOzzieのこのメモも入手したが、そのなかにはMicrosoftが逃してきたビジネスチャンスが数多く記されており、競争上の脅威としてGoogle、Skype、Research In Motion、Adobeの名前が挙げられている。

 Ozzieは、ウェブベースのアプリケーションのようないくつかの分野でMicrosoftが優位に立てる可能性があったが、しかし同社よりも重点的に取り組んだ他社にリードを許してしまったと記している。

 「これだけさまざまなウェブサイトを展開するわれわれは、OWA (Outlook Web Access)の開発で先行していたことから、AJAXの潜在力を活用する点でもリーダーになっていたはずだった」とOzzie。「われわれには検索が重要になることはわかっていたが、しかし重点的にこの分野に取り組んだGoogleが、非常に強力なポジションを手に入れてしまった」(Ozzie)

 Ozzieはこのメモの中で、Microsoftの最も手強い競争相手としてGoogleを挙げる一方、YahooとApple Computerにも言及している。

 「Googleは明らかに最も目立つ存在だが、しかし彼らが進める無数の取り組みのうち、どれが単純に広告ビジネスの拡大をねらったものであるか、あるいはどれがわれわれの提供するものに大きな脅威を及ぼすものへと成長を遂げる可能性があるか・・・といったことは、いまのもてはやされからからすると断定するのが難しい」とOzzieは記している。「Yahooもまた、ソフトウェアとサービスからなるコミュニケーション関連の資産を相当持っているが、彼らはGoogleよりもメディア企業色が強く、その広告プラットフォームは例外的な存在だ。Yahooは、内部の資産としてこのプラットフォームの能力を利用しているように思える」(Ozzie)

 「Appleにも同じことが言える。彼らは『.Mac』や『iPod』と『iTunes』で、ハードウェアとソフトウェア、サービスを1つに統合し、シームレスな経験としてユーザーに提供する点で、うらやましいほど素晴らしい成果を上げている。しかし、同社の場合、外部の開発者が重要な製品やビジネスを構築することを可能にするという点には、それほど力を入れていないようだ」(Ozzie)

 同氏はまた、もっと規模の小さい、新たに頭角を現しつつある複数の企業にも言及している。これらの企業では、Windowsではなくインターネットをプラットフォームとして利用するソフトウェアやサービスを開発している。

 「作業をするのに各種のツールやライブラリを必要とする開発者は、インターネットで検索し、必要なものがあればダウンロードし、なければ開発したり統合したりして、それを手に入れる。さらに、それを実際に使ってみて、さらに調整を加えている。スピードとシンプルさ、それに緩いカップリングが何にもまして重要だ」(Ozzie)

 同時に、OzzieはMicrosoftがウェブベースの開発プラットフォームを作り出せれば、同社にもチャンスがあると考えている。

 「これらの新興企業のつくったものは『サービスプラットフォーム』で改善される可能性がある。しかし、皮肉なことに、急速な技術革新を可能にしている事柄が、同時にこれらの成功を阻むものにもなり得る」(Ozzie)

 Microsoftは、Windows Liveの発表にあわせて、開発者向けのプラットフォームについても話をしていたが、ただしサードパーティの開発者がMicrosoftの提供するものをベースにサービスを構築する方法については、詳細をほとんど明かさなかった。

 同社はすでに大規模な組織改編を行っており、一部の計画についてもその概要を公表している。だが、GatesとOzzieのメモは、同社がこの取り組みを急ぐことの重要性と緊急性を明らかに伝えている。


以上から分かるように相当ビルゲイツも危機感を持っているようです。
 
だから早くAdCenter稼動させて、サービスを増やさないと、そのサービスで負けるよ。

サービスとソフトの争いになっているのを、サービスとサービスの争いにしないと勝ち目はないと思う。
posted by adsensekou at 14:28 | Comment(0) | TrackBack(1) | AdCenter
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